美容・健康

認知症に親がなった時の初期症状や施設や貯金の扱いについて

親が認知症になると症状にもよりますがお金がかかるし、どうやってフォローしていけばいいかパニックになりそうですよね・・・

でも、認知症は早期の治療と対応で進行を遅らせる事もできるそうなので、気落ちする前にとにかく早く病院にかかるなど前向きな行動に移すべきです。

このページでは初期症状や診断が出た後の親の貯金の扱い方、それに施設に預けけるための基本知識についてまとめてみました。

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認知症に親がなってるかも?と思ったら

まず最初に「認知症になってるかも?」と思ったら、早急に病院で確かめるべきです。いくら素人が自己診断をしても補助を受けることもできませんし、今後の進行具合などを把握しておく必要があるからです。

診てもらう病院は心療内科や脳外科、もしくは新設も増えている「もの忘れ外来」などが一般的です。

正式に診断結果が出たら、後は今後のケアについて相談をできる先を紹介してもらうなど、今すぐのサポート体制か今後のサポートのための準備をスタートすることになります。

認知症が親に現れる際の初期症状とは?

一般的な親の認知症の初期症状としては、「昨日」や「ついさっき」にあなたと会話した内容について「忘れることが増える」という症状があります。

例えば、あなたが子供だった頃の話は覚えているのに、今朝のあなたとの出来事を忘れがちになるといった感じです。(介護施設で働いてる友人達も日々の体験から「最近の事とほど忘れがちになる」と口を揃えて言います。)

また、物忘れ意外の初期症状としては、急な体の麻痺や呂律が回らないなどの症状が出るケースもあり、この場合には、病院に連れて行っても「脳卒中ではない」と診断され、その後の検査で認知症が疑われるケースが多いようです。

もし親と離れて暮している場合で親が一人暮らしの場合には、初期症状を知るきっかけとして母や父と仲良くして下さるご近所の方からの電話というケースも多々あります。なので家族が最初に気づくとは限りません。

認知症ともの忘れの違い

認知症には血管性認知症、アルツハイマー病をはじめとする変性性認知症、若年性認知症と幾つかの種類に分けられます。

今回は認知症の半数以上と言われるアルツハイマー病の初期症状について次のようにまとめてみました。さらに高齢による物忘れについても、認知症かどうかの見極めのために記載します。

アルツハイマー病の初期症状

  1. 親しい人の名前を忘れる
  2. 日付を3日以上間違える
  3. 住み慣れた近所でも道に迷う
  4. 忘れた事を覚えていない

高齢による物忘れ

  1. たまに出来事の細かな部分が所々忘れる
  2. 買い物で買い忘れ
  3. 持ち物を忘れる

アルツハイマー病の初期症状では近時記憶と呼ばれる、つい最近の出来事を忘れてしまう事が多くあります。

また日付が1〜2日前後する事は許容範囲とされていますが、見当識障害と呼ばれる時間と場所の間違いの症状の場合には数日以上間違えてしまいます。

さらに住み慣れた近所で道に迷う事も見当識障害の症状の1つです。また、忘れた事を覚えていないため、家族に問いかけられると「作り話」をしてしまう事もあります。

「作り話」はバラバラの出来事をつなぎ合わせた内容になりますので、話の中につじつまの合わない内容が多くなります。

久しぶりに会った親御さんがこの様な様子の場合には、専門の医療機関の受診や地域のケアマネージャーなどの専門家への相談が大切です。

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認知症の親を施設に預けるには

医療機関を受診後に、医師から正式に診断をされ、自宅での1人暮らしは難しいとまで言われてしまった場合、今後暮し方についてすぐにでも考え始めないといけません。

ご自身にも仕事があり、子供さんにも学校があったりと、同居が難しい場合には自宅以外の入居先を探さなければなりません。

また、預けることに悪いイメージを持たれる人も多いですが、預けた方が快適なケアをしてもらえて結果的には本人にとって良い環境になることも多いんです。仮に同居したとして、ストレスで家庭が崩壊し、あげくに親を施設に預けることになればその時に失うものは大きすぎますよ。

ちなみに、認知症の方が暮らす入居施設には次の様なものがあります。

  • 高齢者住宅
  • グループホーム
  • 老人保険施設

この中で高齢者住宅は部屋の中での生活を1人で行える程度の方が対象になり、グループホームは個室や相部屋での共同生活の場です。

老人保険施設は多くの方がご存知の施設を思い浮かべて下さい。

親御さんの認知症の程度によって担当のケアマネージャーと相談し、最も暮らしやすい入居先を選んであげて下さい。

この時に認知症と言えど親御さんも交えて、パンフレットなどを見ながら一緒に説明を受けて入居先選びを行う事が親御さんも納得のいきやすい形となります。

認知症に親がなったら貯金は勝手に使える?

認知症を理由に入居ができる先が決まったら、後は入居の準備に加えて財産の管理に移ることになります。親の貯金を使う必要がない方はそのままでも良いかもしれませんが、多くのご家庭では、親の預貯金や不動産売却によって得られたお金を、親の施設代金にまわすケースが見受けられます。

施設に入る時点で、何かと支払いするべきものが増えてきているもので、その支払に使うお金はできることなら親自身のお金を使って対応したいものです。

精神的な疲労を感じているところにお金の悩みまで抱えたくありませんからね・・・。

認知症の親の貯金は実の息子でも勝手に使えない

仮にあなたが認知症の方の実の息子さんであっても、正式な手続きを踏まずに勝手に親名義の貯金の引き出しを行う事はできません。

そのための正式な手続きとして「成年後見人制度」と呼ばれるものがあり、ご家族が裁判所に申請し受理される事で財産の管理を行う事ができます。

ご家族が申請した場合でも社会福祉士や税理士、司法書士などの専門家を指定される場合もあります。まずはケアマネージャーに相談し申請の方法を確認する事、財産の管理は成年後見人となった後に行う事にしましょう。

まとめ

高齢者の方が増えた現代では、認知症は誰にでも起こりうる事です。ご家族は親御さんの認知症が重くならない早い段階で認知症に気付き、暮らしやすい環境を整える事が大切です。

さらに財産の管理は後々のトラブルになりかねませんので正式な成年後見人制度の手続きを踏む必要があります。ご家族のみで抱え込まず、ケアマネージャーなどの専門家と相談しながら対応する事が何よりも大切になります。

特に、何かと入用となるお金については大切なポイントで、親自身の貯金を使えるように後見人制度の準備などは迅速に対処しておきたいものです。

私が周囲の友達の家庭などを見てきた体験から、自宅介護で親にきつく当たってしまったり、家族同士で揉め事が増えてしまわないためにも、最初から施設への入所を検討されることをオススメします。

身体機能が下がった親の介護ですらハードですが、認知症の場合にはお互いの会話が噛み合わないために激しいストレスを感じてしまいますから、家庭でのケアは想像以上に大変ですよ。

honmura