税金

固定資産税滞納で差し押さえされるなら事前に売った方がお得です

固定資産税を滞納してしまうとどうなる?という不安をお持ちの方に、滞納後にふりかかることや、差し押さえなど最悪のケースを防ぐための方法などをご紹介してみたいと思います。

滞納前の方も、すでに滞納をしてしまっている方にも、役立てていただけると幸いです。

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固定資産税を滞納したらズバリどうなる?

結論から言ってしまうと、役所によってあなたの名義の資産を差し押さえられ、それを換金処理されて滞納している固定資産税の支払いに充当されます。

流れとしては以下のようになります。

  1. 督促状の発送
  2. あなた名義の財産があるか役所が調査を開始する
  3. 滞納分に充当できそうな財産を差し押さえる
  4. 差し押さえた財産を換金して滞納分に充てる。(終了)

1.督促状の発送

1.まず、固定資産税の納付書に記載されている支払い期限日から20日以内に督促状が作られて自宅にハガキが届きます。

このハガキは他人が見ても内容が分からないように、ハガキが2重構造となっていて、糊付けされた1枚目をめくらないと督促という内容は分からないように配慮されています。この糊付けされたものは一度めくってしまうと元に戻りません。(ちなみに、郵便配達の人などは他の家にも同時期に配達しているため、固定資産税課からのハガキを見た時点で、薄々は督促だと気づいていると思います。)

2.あなた名義の財産があるか役所が調査を開始する

督促のハガキも無視し続けていると、その間に、あなた名義の財産にどんなものがあるか?いくらあるか?について調査がスタートします。

よほど悪質でない限りはそんな簡単に調査なんてされないと思う人も多いようですがそれは大間違いです。実は財産の差し押さえについてはルールが決まっていて、「督促状を出した日から10日滞納者の財産を差し押さえないといけない。」と法律でも定められているからです。

テレビでもたまに扱っていますが、徴収員は深夜や早朝などにあなたの自宅に停めてある車やバイクや自転車をチェックして品定めもしています。

この時点ではまだ差し押さえが始まっていないので、速やかに税務課に連絡を入れて、支払いをするか、もしくは払う意思があることを伝えて相談にのってもらえば、目の前の差し押さえは先延ばしになることもあるようです。

3.滞納分に充当できそうな財産を差し押さえる

いざ差し押さえが始まったら、滞納分に充当できそうな財産は車だろうと子供のおもちゃだろうと、なんでも差し押さえ対象となります。場合によっては家や土地も対象となります。

この時点で、差し押さえを止めるには、その場ですぐに全額を払ってしまうしかありません。その場で半分程度払ったとしても、残りの半額に相当する財産は差し押さえになります。

4.差し押さえた財産を換金し滞納分に充てて終了

差し押さえられた財産は、後日に競売などにかけられて処分されます。この競売にかかるのがやっかいな部分でして、通常、市場価格で10万円はする中古品だとしても、競売なら2~3万円にしかならないことが多く、事前に自分で売却しておいた方がずっとお得になるんです。

例えば、家の場合でも、中古住宅としての売値が2,000万円にはなる場合でも、競売はスタート価格が相場の3割り程度からとなるために600万円程度からスタートし、下手をすればそのまま600万円で落札されるリスクもあるんです。

固定資産税の滞納によって何を差し押さえられる?

固定資産税の滞納の場合、差し押さえられるものは該当する不動産だけに限られるイメージがあるかもしれませんが、そんなことは関係ありません。

例えば、給与口座を差し押さえられ、お給料の何割か(全額にはならない)を抑えられたり、車やバイクなどをその場で差し押さえられて持ち帰られる可能性があります。

滞納をしている人の希望は聞いてはもらえませんので、徴収員の人が「これが良い」と思ったものが選ばれるようです。テレビやPC、それに趣味の鉄道模型なども換金価値がその場で調べることもあり、もし価値があれば差し押さえ対象です。

何せ徴収員は経験豊富なその道のプロですから、恐らく趣味の物であっても見ただけでスグに価値があるかどうかは見抜くと思います。

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滞納で差し押さえになる前に資産の売却をするべき

固定資産税の滞納でありとあらゆる資産を差し押さえられて安く処分されてしまうくらいなら、事前に自分で売却をしてしまった方がずっと高額なお金に換えることができます。

家の場合でもそうですし、車やバイクでも同じです。事業をされている方は差し押さえになるとその後の事業資金の融資で審査に落とされるリスクもありますし、リース契約なども断られる恐れがあります。

また、サラリーマンの場合には給与の差し押さえになると、会社に居づらくなるばかりか、下手をすれば適当な理由をつけられてクビになるかもしれません。

そんな事になる前に、ヤフーオークションで売りまくるか、それでも対処できないくらいの大きな滞納額の場合には、自宅や土地を売却するしかありません。

もし、「自ら財産を売却して払う!」意思があれば、早急に役所の税務課に「納税猶予」や「換価猶予」の手続きを申しこんでください。

これらの手続きを認めてもらうことができれば、差し押さえになる期限を先延ばしにしてもらえたり、差し押さえられた財産の処分を先延ばしにしてもらえるなど、安く処分されて大損になることは防げる可能性があります。

ちなみに、家や土地や車を売るならネットの査定サービスを利用すれば、即効で買取りしてくれる相手が見つかりやすくなります。

(いずれも、家や車などを見せることなく査定額を出してもらえるので近所の人や家族にさえも知らえる心配がありません。)

honmura