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実家の仏壇を処分したい人へ 方法や費用がいくらかかるかなど

実家の仏壇を処分したいと思っている人の中には両親が亡くなったことで実家を取り壊しするケースが多いようですが、そんな実家の取り壊しの際に仏壇の処分は悩みの種ですよね・・・。

多忙な方やあまり詳しくない方だと、仏壇を簡単に処分してしまいがちですが、仏壇を不燃ごみや粗大ごみとして処分することは一見すると可能にみえますが、絶対にやっちゃダメなんですよ。。。

そこで今回は、仏壇の処分を検討している人に向けてどんな方法が正しいか?費用はどのくらいかかるものか?などについてご紹介したいと思います。

実家の仏壇を処分したい人が知っておくべきこと

広い庭のある家庭などでは、面倒だから燃やしてしまおうと考える人もいるかもしれません。ですが、一般の人が安易な考えで仏壇を処分することは完全にNG行為です。

なぜなら、仏壇には故人の魂が宿っており、決められた供養をせずに処分してしまうことは故人の魂が仏壇に宿ったまま処分してしまうことになるからです。

通常、新しく仏壇を作る時は、その仏壇の中に故人の魂をいれる「魂入れ」「開眼法要」などと呼ばれる供養を行います。

この供養によって、仏壇に故人の魂が宿るのです。仏壇を処分する時は、逆に「魂抜き」「閉眼法要」と呼ばれる供養をする必要があります。

この供養が終われば仏壇は特に仏的な意味を持た無いごく普通の家具のような物となります。この段階でやっと処分することができるわけです。

また、魂抜きの際には新たに魂が宿る場として新しい仏壇を用意してそちらに移ってもらうのが一般的です。これはお坊さんなどが行ってくれますし場所は自宅など特に問わないことが多いです。

ちなみに、我が家の場合には古い仏壇がある部屋に新しい仏壇を持ち込み、その場でお坊さんに魂移しを行ってもらいました。10分くらいで終わったような記憶です。意外と早かったですよ。

話を戻しまして、古い仏壇を処分したら家庭の状況に合わせて新しい仏壇を用意すると良いでしょう。また、仏壇は基本的にはその家の長子が引継ぐことが一般的です。

家が狭くて大きな仏壇が置けないという場合も、最近は部屋のサイズに合わせて選べるように様々なサイズの仏壇が販売されていますので安心です。

仏壇を処分するための正しい方法とは

お葬式や法要等で日頃からお世話になっている菩提寺があれば、菩提寺に相談することが最も安心で簡単です。

電話相談にも気軽応じてもらえるので、忙しいという方や実家と離れて住んでおり菩提寺が遠方という方にもおすすめの方法です。

場合によっては、魂抜き後、仏壇をそのまま引き取ってくれることもあります。ただし、魂抜きにはお布施が必要であり、この額はお寺によって様々です。あとから驚くことがないように、事前に確認しておくことをすすめます。

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核家族化や地域とのつながりの希薄化から、お寺とのつながりがないという家庭も増えています。特に菩提寺がないという方も多いでしょう。

そのような場合は、近隣のお寺に確認してみても大丈夫です。檀家でなくても、魂抜きや仏壇の引き取りについて、相談に乗ってくれる場合があります。

また、仏具店や仏壇処分業者に依頼することも可能です。ネットで調べると仏壇を処分してくれる専門業者を見つけることができます。仏壇処分について必要な知識も教えてもらえますので、近くにお寺がないという場合、問い合わせてみても良いでしょう。

仏壇を処分してもらうための費用について

仏壇処分にかかる費用はどこに処分を依頼するかによって異なります。ただし、必ず魂抜きをすることを前提とすると、お寺により異なりますが魂抜きには大体3万円前後かかると考えておくと良いでしょう。

お寺で引き取ってもらう場合は、魂抜きのお布施のみで無料で引き取ってもらえることが多いようです。

粗大ごみに出す場合は、仏壇の大きさにもよります。小さな仏壇であれば500円くらいで回収してもらえますが、大きな仏壇であれば2千円程度かかる可能性もあります。自治体によっては仏壇は粗大ごみとして取り扱っていないところもあるので、確認が必要です。

自治体の粗大ごみで仏壇を出すことができない場合は、民間のごみ回収業者に依頼することもできます。その場合は、他にも一緒に出す大きな廃棄物があればお得な場合があります。

なぜなら民間のごみ回収業者はトラック一台で2万円ということが多く、少ない量でもトラック一台分の金額を請求されることがあるからです。

仏具店や仏壇処分業者に依頼する場合は、2万円~5万円程度かかることもあるようです。その代わり、自宅まで引き取りにきてくれるなどのサービスがあります。

また、新しい仏壇を購入する場合は、無料で下取りしてくれる場合もあります。仏壇の大きさや、新しい仏壇を用意するかなど総合的に考えて決めると良いでしょう。

また、仏壇は木でできている為、閉眼供養後、自分で解体して燃やすということも可能です。その場合は無料でできますが、かなり手間がかかります。

仏壇をフリーマーケットやネットのオークションで販売する人もいます。倫理的に良いかどうかは個人の判断になりますが、出品料のみで処分することができます。

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まとめ

核家族化が進み大きな仏壇を維持していくのも難しい社会になっています。仏壇をやむなく処分したいという方も多いでしょう。

ですが、仏壇には先祖や故人の魂が宿っています。魂抜きをすることによって通常のゴミと同じ処分ができるようになるということを絶対に忘れてはいけません。

処分方法はもちろんですが方法によって費用も異なります。家族でよく話し合い最も適切な方法で処分ができると良いですね。

honmura